お知らせ
「アスペルガー分類消える」・・・自閉症に一本化
2013.04.30
「日本でも広く使われている米精神医学会の診断の手引き(DSM)が
5月に改訂され、
発達障害の1種「アスペルガー症候群」の分類が消える見通しだ」
とのことです。
今後は、重い自閉症からアスペルガーまでを連続的に捉える
「自閉症スペクトラム障害」に1本化される、ということで、
診断に使う項目も改訂版では、
「社会コミュニケーションの障害」「限定した興味や反復行動」に絞る、
とのことです。
なぜ、こういうことになったのかわかりませんが、
とても窮屈になる感じがします。
日本自閉症協会会長で精神科医の山崎晃資さんの
「臨床の現場でどのような影響が出るか
注意深くみていく必要がある」という談話も載っていますが、
障害認定基準にも、変化があるのか、
注意深くみていく必要があります。
それにしても、
やっと「アスペルガー症候群」が世の中に知られてきて、
支援の方法も一般にも知られ始めてきた今、
どうして、こういうことになるのでしょうか?