大和社会保険労務士事務所

お知らせ

障害基礎年金と障害厚生年金

2016.04.21

 障害年金が基礎年金(国民年金)になるか厚生年金になるかは、初めてその病気やけがで医師の診察を受けた日に、国民年金に入っていたか、厚生年金に入っていたか、で決まります。

 

 厚生年金に何十年入っていても、会社を辞めてから初めて診察を受けると、障害基礎年金になってしまいます。

 

 障害厚生年金と障害基礎年金は、受ける金額が大きく違います。

 

 なぜかというと、厚生年金は、基礎年金の上乗せの年金だからです。

 

 具合が悪くても休めないので、勤めている間は病院に行かないで、辞めてからゆっくり行こうと考えている方は、1日でいいから勤めている間に病院に行ってください。

 

 将来の生活設計が、大きく違うことになりかねませんので。

記事監修
この記事を書いた人

吉成玲子

職業:大和社会保険労務士事務所 代表社労士

所属:埼玉県社会保険労務士会、障害年金法研究会

27年の銀行勤務を経て、2009年に社会保険労務士として開業。 障害年金の相談員としての経験を経て、2012年より障害年金専門社労士として活動開始。相談件数1000件以上、裁定請求300件、審査請求20件、訴訟補佐人1件(勝訴)の実績を持ち、障害年金受給後のサポートも行い、多数の研修会やセミナーで登壇も行っています。