大和社会保険労務士事務所

お知らせ

障害年金 平成29年の感想

2017.12.31

 今年もあと数時間となりました。

 

 平成29年の障害年金の認定状況の感想ですが、主に3つあります。

 

 ①認定結果が出るまでの期間が長くなった。

  

  特に、国民年金での決定は、今までは問題がなければ1~2カ月で出ていましたが、今年は3か月以上かかっています。 

 

 また、厚生年金での請求に関しても、従来よりやや遅くなっている感じがします。 

 

 これは、審査が県単位からセンター一括になったたです。センターでの人を増やさなければ、同じ状況が続くのではないでしょうか?

 

 ②初診日が、「その傷病の病名がついて治療が始まった日」とされるケースが増えています。

  これは、難病のように、長い間病名がつかなくて、働けなくなって仕事をやめてから病名が判明したというような場合は、とて   も不利になります。

 

 障害認定基準では、「初診日とは、障害の原因となった傷病につき、初めて医師又は歯科医師の診療を受けた日」となっています。

 

 認定基準を変えずに、運用で変えていくのは、納得できません。

 

 ③平成28年9月に、精神疾患に関するガイドラインが出ました。その結果、従来は軽度知的障害では認定されなかった県でも認定されるようになりました。この点はよかったと思います。

 

 様々な問題を残しながら、平成29年も終わろうとしています。

 

 来年は、良い年になりますように!!

記事監修
この記事を書いた人

吉成玲子

職業:大和社会保険労務士事務所 代表社労士

所属:埼玉県社会保険労務士会、障害年金法研究会

27年の銀行勤務を経て、2009年に社会保険労務士として開業。 障害年金の相談員としての経験を経て、2012年より障害年金専門社労士として活動開始。相談件数1000件以上、裁定請求300件、審査請求20件、訴訟補佐人1件(勝訴)の実績を持ち、障害年金受給後のサポートも行い、多数の研修会やセミナーで登壇も行っています。