大和社会保険労務士事務所

お知らせ

障害年金請求サポートの内容

2014.08.19

 私が障害年金請求の代理のお仕事を引き受けた時の、具体的な内容をお話します。

 

 年金事務所に書類を取りに行ったり、提出に行くのは全部します。これは最低3回、場合によっては5回・6回になることもあります。

 

 初診日証明のための「受診状況等証明書」の病院への依頼と受け取りも、原則として私がします。原則としてというのは、病院によっては依頼か受け取りのどちらかは、ご本人でなければならない、というところがあるからです。

 

 診断書の依頼をするときも、原則として診察に一度同行して、医師に御挨拶をします。前もって私が同行することをお伝えしてもらっているので、トラブルになったことはありません。

 

 医師に少しの時間でも面会しておくことは、スムーズな診断書の取得のために重要なことだと思っています。

 

 診断書の依頼には、日常生活の様子等、普段医師が診察だけでは詳しくわからないであろう内容を、文書にして「参考資料」として添付しています。とくに精神疾患の場合は、体調の良い時に病院に行っているので、医師には普段の生活内容がきちんと伝わっていないこともあり、「助かります」とおっしゃったお医者様もいらっしゃいました。

 

 最後に「病歴・就労状況申立書」を作成します。これは依頼者ご本人やご家族とメールや電話、あるいはもう一度面談して相談しながら、診断書には書ききれていないことなどを盛り込んで、私が完成させます。

 

 できるだけ私が動くのは、病気や怪我で障害を負っている依頼者様に、ご足労願うわけにはいかないと思うからです。

 

 ですから、初回面談(無料)も、できるだけ依頼者様のご都合の良いところにしています。

 

 このごろ、電話やメールでいろいろ指示するだけで、診断書の依頼や取得、年金事務所とのやりとり等を全部依頼者の方にやってもらう、という社労士が増えているようで、わたしもそうなのかと思われたことが続いたので、今回ここにUPしました。

 

 動くのが大変な方も(だから障害年金なのですよね)、遠慮なさらずにお電話ください。

記事監修
この記事を書いた人

吉成玲子

職業:大和社会保険労務士事務所 代表社労士

所属:埼玉県社会保険労務士会、障害年金法研究会

27年の銀行勤務を経て、2009年に社会保険労務士として開業。 障害年金の相談員としての経験を経て、2012年より障害年金専門社労士として活動開始。相談件数1000件以上、裁定請求300件、審査請求20件、訴訟補佐人1件(勝訴)の実績を持ち、障害年金受給後のサポートも行い、多数の研修会やセミナーで登壇も行っています。