お知らせ
心疾患の障害認定基準
2016.10.28
「心疾患は、人工弁をつけるくらいでないと、障害年金はもらえない」と、ある社労士に言われた、という方がいらっしゃいました。
そんなことはありません。人工弁を装着していれば確かに3級以上に該当しますが、 障害認定基準では、それ以外の項目もたくさんあります。
心疾患は疾患別に①弁疾患 ②心筋疾患 ③虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症) ④難治性不整脈 ⑤大動脈疾患 ⑥先天性心疾患 と分けられて、それぞれに認定基準がありますが、おおざっぱにいうと、日常生活の程度(一般状態区分といいます)と、検査所見の結果による、と考えていただくとよいと思います。
日常生活や、労働に支障のある方は、もし「ダメだ」と言われてもすぐあきらめずに、他の社労士に当たってみてくださいね。