大和社会保険労務士事務所

お知らせ

証書が届いたとの電話 発達障害

2018.01.19

 朝1番で、「年金証書が届きました」という電話が来ました。

 

 この方は、お子様が発達障害で、3年前に親御さんが請求して不支給。その後私が代理人になって請求したが、不支給。審査請求もダメ。

 

 療育手帳B(中等度)。就労支援B型で、月収1万円。施設までは親御さんが車で送り迎えをしているという方です。これでも不支給でした。

 

 でも、その頃にガイドラインの内容が徐々に発表されてきて、それを読むと、ガイドラインが適用されれば通る、と思えたので、「施行を待って、再請求しましょう」と、親御さんにお話して、施行を待っていました。

 

 そして、28年9月にいよいよ施行されましたが、何しろ2回不支給決定になっているので、少し様子をみていました。

 

 その間に新規で請求した方で、今までだったら不支給になったであろう方々が、ガイドライン通りに皆認定されたので、「今度は大丈夫」と確信でき、診断書を依頼し再請求をしました。

 

 今度は大丈夫と思っていても、実際に結果が出る迄は心配なものです。

 長い道のりでしたが、苦労が大きかっただけとても嬉しいです。

記事監修
この記事を書いた人

吉成玲子

職業:大和社会保険労務士事務所 代表社労士

所属:埼玉県社会保険労務士会、障害年金法研究会

27年の銀行勤務を経て、2009年に社会保険労務士として開業。 障害年金の相談員としての経験を経て、2012年より障害年金専門社労士として活動開始。相談件数1000件以上、裁定請求300件、審査請求20件、訴訟補佐人1件(勝訴)の実績を持ち、障害年金受給後のサポートも行い、多数の研修会やセミナーで登壇も行っています。